美味しい肉を常に追い求めているフライパンのススメです。
溶岩プレートや鉄フライパン、スキレットフライパンと様々な種類の商品を買ってきました。それも美味しいお肉を焼くこと。ただこの1点のみのために。
以前からAmazonでお気に入りに入れていた商品がこの『岩鋳 プロ アルテ グリルパン』です。
欲しい。欲しい。と思っていましたが、値段が1万円を超えるため、高くて断念していました。
しかし、遂にAmazonプライムセールで買ってしまいました!!1万円さようなら~
本ページでは、岩鋳南部鉄器のプロ・アルテ・グリルパンを1万円出して買う価値があったのか、どうかをご紹介していきます。
遂に届いた岩鋳 プロ・アルテ・グリルパン/レビュー評価
購入は、Amazonプライムセールで買いました。値段は、セールで少し安くなって、大サイズが、10,397円でした。更にAmazonポイントが約10%付きました。ので、実質9,358円で買うことができました。
普段は、1万円~1万3千円ほど。
この波模様が最高すぎます!念願の対面。
グリルパン本体の後ろには、しっかりと南部鉄器 岩鋳とMAIDE IN JAPANの文字。
円形の浅い溝が付いています。
初めて使う前のメンテナンス
写真は取り忘れましたが、プロ・アルテ・グリルパンを初めて使うには、以下の工程を行いましょう。と説明書に書かれていました。
- お湯で本体を綺麗に洗う。
- 中火の火にかけて水分を飛ばし、油を入れクズ野菜を炒める
- 3~5分ほど炒めたら野菜を捨てる
少し面倒に感じるかもしれませんが、これから長い間使うことになるキッチンウェアなので、しっかり説明書通り初めのお手入れをしましょう。
グリルパン全体に油をなじませたら、いよいよお肉を焼いていきます!
お肉焼くぞ編
初めのお手入れ後のプロ・アルテ・グリルパンです。
まだまだ油馴染みが無いためしっかりと油を入れて、フライパン全体に広げます。
今回のお肉は、スーパーの国産和牛 ヒレ。
100g880円ほどだったと思います。
お肉を入れる前にしっかりグリルパンを温めます。手をかざして十分に熱さを感じてからお肉は焼き始めましょう!
この予熱かなり大事です。美味しいお肉を焼くなら予熱はしっかり行いましょう。
塩を片面にまぶしてお肉を置きます。
十分に熱したフライパンだとこのようにジュワッという音と煙が立ちます。
片面20秒ほど焼いている間にもう片面にも塩をまぶします。
ひっくり返し、20-30秒ほど強火で火を入れます。
その後、とろ火ほどに火力を落として、お肉の向きを横に変えます。これで網目状の焼き色がお肉に付きます。
結構肉にもよるのでアバウトですが、5分ほどじっくり焼いて、裏返します。
良い焼き目が付きましたよ!
ミートプレス(お肉の上に置く重し)を購入すべきかかなり迷いましたが、1つ4500円ほどと高いので、買ってません。
買わなくても普通に上手に焼けますよ。でも、あったほうがもっと焼き目も綺麗に付くので料理上手に見えるのは間違いないと思います。でも、そのために4500円は出せません。。。
余っている焼き場で子ども用の薄い焼肉用のお肉を焼きました。
実際こんな隅っこには、ガス火はあたっていませんが、しっかりアツアツの鉄板になっています。(この写真の時、とろ火です。)
薄いお肉にもしっかりと焼き目が付きましたよ。
美味しそう!
この照り!高級お肉ではありません、スーパーのお肉でもめちゃめちゃ美味しそうに焼けました!
焼肉用の薄肉も焼き上がりはこんな感じ。しっかりと網目の焼き目が付いています。
実食!ステーキがジューシーで明らかに柔らかい
肉を焼き終えましたら、一度肉汁が落ち着くまで切らずに置いておきます。
焼き終えてスグに切ってしまうと、肉汁が出てしまい美味しさが半減してしまいます。
(下に安いステーキ肉を焼いたときの切り口をアップしていますので、続けて見てください。)
しっかり落ち着かせた肉を切って、食べました!
噛むとジュワッと肉汁が溢れて、口いっぱいになりました。それでいて、無駄な油が無いような状態でした。
普通に美味しい。ワンランクもツーランクも上のお肉のように感じます。
私としては、油が少ないステーキのほうが好みですが、ジューシーでこれはこれで美味しかったです。
焼肉用の薄肉も食べましたが、しっかりと油は残っておりパサついていません。また、余分な油はしっかりと溝に落ちたのでしょう。油っこさも無くていい感じに焼けました。
結局、岩鋳 プロ・アルテ グリルパンは買いなの!?初めて焼いた評価・感想
1万円の価値はないでしょ?と思って注文しましたが、これは買いです!
もう騙されたと思って買ってほしいです。お肉好きな方!
良いところと悪いところを先にまとめます。(まだまだ私のレビュー・口コミは続きます)
悪いところから
プロ・アルテ グリルパンの悪いところ、不満点や注意点をまとめました。
まず、重たいです
プロ・アルテ グリルパン大サイズだと約2.5キロもあります。片手だと厳しいですね。両手で持ち運びましょう。
洗う際に溝に油や汚れが溜まり気になる
特に洗うことを考えずにプロ・アルテ グリルパンを購入しましたが、溝のお手入れについて考えたほうがいいです。
後日、追加でフライパンに使えるブラシを購入しました。
このブラシは硬めの毛ですので、しっかりと溝も綺麗に洗うことができます。
保管場所を取る
片付けるときにプロ・アルテ グリルパンに油を塗って片付けるのですが、なかなか場所をとります。壁にかけられる重さでもありませんので、水平における場所を用意しました。
良いところ
プロ・アルテ グリルパンの良いところ、おすすめポイントをまとめます。
火加減が大雑把でも上手に焼ける
これ!かなりおすすめのポイントです。
お肉の美味しい焼き方をマスターしていなくても!
火加減を多少ミスしても美味しく焼けます。
鉄フライパンやテフロンフライパンでステーキ肉や焼肉用の肉を焼くと火加減ってかなり重要になってきます。
強火で入れるとき、火にかける時間が少しでも長いとすぐに焦げます。
しかし、プロ・アルテ グリルパンなら焦げ付かない。綺麗な焼き目になってくれて焦げの味もしません。
この発見は、撮影のために強火でいつもより長く調理してしまったのですが、その時気づきました。普通はお肉が焦げる時間強火に当ててしまったんですが、焼き目が綺麗に付いただけで焦げ付いていないのです。
南部鉄器で熱の入りが柔らかいのと、この波状の形状が上手に焼けるポイントかと思います。
安心して焼けますし、よっぽどな焼き方をしなければ誰でも美味しくジューシーなステーキを焼けます。
塩分が少なくていい
鉄フライパンで焼くときと同じくらいステーキ肉に塩、コショウを振りましたが、くどかったです。。。
鉄フライパンだと、鉄フライパンとお肉が当たっている面積が大きく、また出てきた油にも浸かっている状態で焼きますから塩分がどうしても落ちてしまいます。
しかし、プロ・アルテ グリルパンは、網目の凹凸がありますから、余分な油はお肉に当たりません。その結果少ない調味料でしっかり味がのります。
鉄フライパンやテフロンで普段焼いている人は、調味料の量を減らして焼いてみてください。
余分な油がお肉につかないから油臭くない
網目の凹凸のおかげで、加熱中に出てきた余分な油は、溝にたまり四方に流れていきます。
そのため、出た油が再度お肉に付くことがありません。その結果、油臭くなく、お肉本来の味を楽しめます。
鉄フライパンやテフロンの場合は、出てきた油が多いと、揚げているような状態になってしまいます。それはそれで美味しいのですが、やっぱりギトギトと油っこくて胃もたれします。
それが無いのは、かなりおすすめのポイント。
とろ火でゆっくり火入れができる
私の焼き方ですが、ステーキは、初め両面を強火で焼き、その後弱火でじっくりと中心に火を入れていきます。
今回のプロ・アルテ グリルパンは南部鉄器になりますので、蓄熱性がかなり高いです。本体の厚さも十分にあるので、ちょっとやそっとでは温度が落ちません。
そのため、強火で両面を焼いた後は、とろ火で十分でした。とろ火ですが、火の入りにムラはなくグリルパン全体がアツい状態をキープできます。
スーパーの味付け済み魚をグリルパンで焼いてみた編
美味しいお肉を焼くことだけを目的に岩鋳のプロ・アルテ グリルパンを購入しましたが、説明には『魚も美味しい!』とあります。
さっそく焼く機会がありましたので、焼いて食べてみることに。
焼いた魚は、スーパーでよく売っているシーラの味付け済みのもの。1切れ100円ほど。
焼き方
グリルパンを十分に熱します。焼き始めにジュッと音がしないなら、予熱が足りません。しっかりと温めましょう。
皮側を弱火でじっくり焼いていきます。下の方から徐々に火が入っているのが分かります。
横から撮った写真。ぷっくらと焼けてるのが分かると思います。この乾燥していないぷっくら感が大事です。
裏返し。どうですか?
めちゃめちゃ良い焼き目付きましたよ。お肉プレートが無くても魚の重みだけでしっかり焼けます。
かなり長い時間皮側だけを焼いていましたが、焦げていません。
身側は、火が入るまで短時間で焼き上げます。火力はとろ火。
最後の方は、コンロの火を消して蓄熱だけで焼けます。
焼き終えた後のグリルパン。そこまで汚くありません。
中までしっかり火が入っていますが、水分は飛んでいません。
安い魚の切り身ですが、ふわっとジューシーでまるでコース料理に出てくるお魚料理のよう。
ほんと美味しいです。道具を買えるだけで、ここまで違うのか。とホント驚きました。
ぜひ騙されたと思ってグリルパン買ってください(笑)
絶対1万円の価値はあります。もっと早く知りたかったですね。なんで誰もプッシュしていないのでしょうか…
今年2021年ベスト・バイになるくらいおすすめです。
安い外国産お肉を焼いてみた編
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最後に安いお肉でも美味しく焼けるのか?大事な検証を行いました。
ドラッグストアで買ってきた外国産の安いステーキ肉です。安いですが、肉を食べている!という感じがして結構好きです。ただ、基本的に乳臭いことが多いので、その点は好きではありません。
めちゃめちゃでかい!
プロ・アルテ グリルパン全体にお肉がのっています。最高ですね!
これ、グリルパンの小サイズだと乗りませんね。だから買うなら絶対大サイズです。塊肉でも大サイズの方がいいです。
表面を強火で焼きます。右上にピンク色の肉汁が出てますね。これ鉄板に流すと乳臭い匂いがたちました。
焼き上がり!
鉄フライパンで炒めておいた野菜炒め味薄めの上にのせて、肉汁が落ち着くのを待ちます。
安いステーキ肉を食べた感想
普通にうまい!です。
乳臭さがほとんどありませんでしたし、お肉も柔らかい。パサパサということも無く丁度いいジューシーさ。
それでいて、お肉の味もしっかりしています。ステーキ屋開けそうです。
家族にも好評で、子どもも美味しい美味しいと言っておかわりを要求してきました。ありませんが。
安いお肉も美味しく焼けるし、高いのももちろん美味しく焼ける。
しかもそのお肉がもつポテンシャルを十分に引き出してくれるグリルパンでした。本当におすすめの商品です。
岩鋳プロ・アルテ グリルパンの最終まとめ
高い肉(スーパーの中で)、安い肉(ドラッグストアで買った外国産肉)、漬け込んである魚(スーパーのシーラ、バジル漬け)、鶏肉(スーパーで売っている鶏むね肉)
プロ・アルテ グリルパンが届いてから様々な食材を焼いてみましたが、どれも抜群に美味しく仕上がりました!
焼き方は、そこまで変えていません。それなのに、鉄フライパンやテフロンフライパンで調理したときよりも数段に美味しく焼くことが出来ました。
全体を通して、ジューシーさに驚きます。特に漬けてある魚は、魚グリルで焼いた場合でもフライパンで焼いた場合でもパサツイていました。そういうものと思って食べていましたが、岩鋳のプロ・アルテ グリルパンで焼いた魚は、ぷっくらジューシー。写真からもその違いが分かると思います。
余分な水分や油は落ちて、煙となって燻してくれます。無駄のなくなった汁はしっかり食材に残って、食べたときのジューシーさを与えてくれます。
次に焼きたいのは、牛タンと塊肉と焼鳥です!
また焼いたら更新していきます。家時間が長くなった昨今、美味しい食事を追い求めるなら1万円出してください。居酒屋やステーキ屋を1回やめとくだけで買えます。
その価値は十分にあります。グリルパン1つでココまで味が変わるのかと衝撃を受けた商品でした。
岩鋳プロ・アルテ・グリルパンのよくある質問
- 買うなら大と小どちらのサイズがおすすめ?
- 断然、大サイズの購入をおすすめします。小では、肉がはみ出ることが多々あると思います。
大でも大きな肉を焼くときや家族分まとめて焼こうと思うと小さいです。