親子丼は専用器具でなくてもフライパンさえあればOK!
親子丼の調理専用に、アルミ製の器具がホームセンターで販売されていますが、実は通常のフライパンでも簡単に親子丼は作ることが可能です。
「高い頻度で親子丼を作るわけでもないし、専用器具を買うまでではない…」という方は是非これから紹介するフライパンを使ったレシピで親子丼作りに挑戦してみて下さいね。
また、親子丼専用の浅い鍋はアルミ製なので、焦げ付きやすく失敗しやすいというのも事実です。
テフロン加工のフライパンを使って、簡単に家庭でふわとろの親子丼を作っていきましょう。
フライパンを使った「ふわとろ親子丼」の作り方とは?
まず、普段お使いのなるべく浅型のフライパンを用意して下さい。
そして、以下のように通常の親子丼の材料だけ準備すればOKです。
材料(1人前)
- 鶏もも肉 100g
- 白米 お茶碗1杯
- 玉ねぎ 50g
- しめじ 25g
- 卵 1~2個
- 三つ葉 少々
- 水 大さじ2杯
- 白だし 大さじ2杯
作り方
- 鶏肉、玉ねぎ、しめじをひと口大に切り分ける
- 卵と水を合わせてかき混ぜておく
- 熱したフライパンに油を敷き、鶏肉を焼き、その後に玉ねぎとしめじを加えてからある程度火を通す
- そこへ大さじ2杯の白だしと卵を加え、ひと煮立ちさせる
- 卵か好みの固さになれば、そのままご飯の上に盛り付けて、三つ葉を飾れば完成
このように、フライパンでもササッと簡単に親子丼は作ることができますが、余った煮物や味噌汁などでも親子丼のようにアレンジすることができます。
また、親子鍋と呼ばれるアルミ鍋で上手くできないという方は、普段使い慣れているフライパンの方が作りやすい場合もあるので、挑戦してみるのも良いでしょう。
親子丼の卵が焦げ付くのはどうして?フライパンで失敗しない調理法はないの?
親子丼の調理の際には、「卵が焦げ付く」、「滑りが悪くて上手くご飯の上に盛り付けられない」などの悩みを持たれている方も多いのですが、これは以下のポイントに注意することで簡単に解決することができます。
テフロン加工のされてあるフライパンを選ぶ
親子鍋はアルミ製で、始めの方は滑りが良いかもしれませんが、フライパンも同じで、やはりフッ素・テフロン加工のされてあるものよりも焦げ付きやすいのが特徴です。
よって、親子丼を作る際には、浅めのテフロン加工が施されているフライパンを選ぶようにしておきましょう。
1人分の親子丼を作るには、100円均一でも手に入る小さいフライパンもおすすめです。
テフロン加工のフライパンは、寿命が短い分、とても安く販売されているので、買い換え用に一度購入してみると良いでしょう。
テフロン加工がされてあるものであれば、親子丼を作る際の卵の焦げ付きも自然に予防することができ、器にも滑りが良いので盛り付けやすいです。
出汁を具材の下に行き渡らせる
親子丼を作るときに失敗しやすい理由としては、出汁の量が足りないか、出汁が具材の下に行き渡っていないことが上げられます。
もちろん上記で述べた通り、長年使っているフライパンは、元々焦げ付きやすいのでこれが原因ではありませんが、調理中は最低限出汁を具材の下に潜らせることを意識して作るのがポイントです。
もし、具材の下に出汁を通すのが難しい場合は、小さめの平たいヘラを使って浮かせながら行うと良いでしょう。
そうすることで、具材にも出汁がしっかりと染み込み、スルスルとフライパンの上を滑ってくれるようになりますよ。
煮汁を十分に煮立たせる
出汁の煮汁がきちんと煮立っていなければ、フライパンの上で親子丼の具材がバラバラになってしまいます。
親子丼を盛り付ける前には、十分に煮汁を煮立たせて、なるべくはフライパンを若干揺すって回しながら調理するのがおすすめです。
これは、何度か調理していくうちに身に付くコツでもあるため、初めて調理されるという方は、「親子丼の調理は盛り付ける直前まで火を止めない」ということを意識しておきましょう。
フライパンで美味しいふわとろ親子丼を作ってみよう!
これまで説明した通り、フライパンでも簡単に親子丼を作ることができますが、それにはいくつかのポイントやコツが存在します。
フライパンで親子丼を作るのに慣れれば、3~4人前などの大人数分も一度にまとめて作れるようになるので、とても便利なレシピにもなりますよ。
親子丼は、材料費もそこまでかからない節約レシピでもあるため、挑戦したことのない方は是非試してみて下さいね。