「蒸し器がないけど蒸し料理がしたい!」そんなとき、実はお手持ちのフライパンや鍋で簡単に代用できます。
肉まん、シュウマイ、蒸し野菜、茶碗蒸し――どれも蒸し器なしでOK。この記事では、フライパン・鍋・電子レンジそれぞれの蒸し方を写真付きで解説します。
- 蒸し器を持っていない・買いたくない
- 収納場所がなくて蒸し器を置けない
- 肉まんやシュウマイを美味しく蒸したい
- フライパンや鍋で蒸す具体的な手順が知りたい
フライパンで蒸す方法【肉まん編】
フライパンで蒸し料理をする基本の方法です。肉まんを例に、手順を詳しく説明していきます。
用意するもの
- 深めのフライパン(深さ5cm以上が理想)
- フタ(フライパン用でOK)
- 少し深さのある小皿(食材を水面より上に置くため)
- 平皿(食材を載せる皿)
- クッキングシート
- 水
蒸す手順(4ステップ)
① フライパンに小皿を逆さに入れる(台座になる)
② 水をフライパンの深さ2〜3cmまで注ぐ
③ 平皿にクッキングシートを敷き、肉まんを載せて小皿の上にセット
④ 強火で沸騰させてからフタをし、中火で10〜15分蒸す
ステップ①:フライパンに小皿を逆さにセット
フライパンの中央に、少し深さのある小皿を逆さに置きます。これが台座になり、食材を水面より上に保ちます。
小皿がない場合は、アルミホイルを丸めて輪っか状にしたものでも代用できます。
ステップ②:水を注ぐ
フライパンに水を注ぎます。水位は小皿の底(逆さにした上面)より少し下が目安。水が多すぎると食材が水に浸かってしまうので注意してください。
ステップ③:クッキングシートを敷いて肉まんをセット
平皿にクッキングシートを敷き、その上に肉まんを載せます。
クッキングシートを敷かないと、肉まんの底がお皿にくっついてしまい、はがすときに皮が破れます。必ず敷きましょう。
ステップ④:沸騰してからフタをして蒸す
必ず沸騰してからフタをするのがポイントです。水から蒸し始めると、肉まんが水っぽくなってしまいます。
強火で沸騰 → フタをして中火に → 約10〜15分でふっくら完成
※フタを途中で開けると蒸気が逃げるので、開けるのは最小限に
フライパンで蒸すときの注意点
フライパンの深さが足りない場合は要注意。浅いフライパンだと水が少ししか入らず、蒸している途中で水がなくなる(空焚き)可能性があります。深さ5cm以上のフライパンか、次に紹介する鍋での方法がおすすめです。
鍋で蒸す方法【より本格的】
深さのある鍋なら、より安定して蒸し料理ができます。
用意するもの
- 深めの鍋
- フタ
- 小鉢または耐熱の茶碗(台座用)
- 平皿
- クッキングシート
- 布巾(フタの水滴防止用)
蒸す手順
① 小鉢を逆さにして鍋の底にセット
② 水を小鉢の高さの8割くらいまで入れる
③ 平皿にクッキングシートを敷いて食材を載せ、小鉢の上に置く
④ フタに布巾を巻いて、沸騰後にフタをし中火で蒸す
フタに布巾を巻く理由
蒸しているとフタの裏に水滴がつき、それが食材にポタポタ落ちます。布巾をフタに巻くことで水滴を吸収し、食材が水っぽくなるのを防げます。
ただし布巾がコンロの火に触れないよう、フタの上でしっかり結んでください。安全第一です。
【簡単】クッキングシートだけで蒸す方法
皿を使わず、もっと手軽に蒸す方法もあります。
やり方
① フライパンにクッキングシートを大きめに敷く
② シートの上に肉まんを間隔を空けて並べる
③ クッキングシートの端を少し立ち上げて、水を50〜100ml注ぐ
④ フタをして中火で10〜12分蒸す
洗い物が少なく済むのがメリット。ただし水が少ないため、火加減に注意して空焚きを防ぎましょう。
電子レンジで蒸す場合の注意点
電子レンジでも肉まんは温められますが、蒸すのとは仕上がりが違います。
・肉まんを濡らしたキッチンペーパーで包む
・耐熱皿に載せてラップをかける
・500Wで1個あたり約40〜50秒加熱
加熱しすぎると皮がカチカチになるので、短めから様子を見てください。ふっくら感は蒸した方が断然上ですが、手軽さでは電子レンジが勝ります。
蒸し器なしで作れる蒸し料理レシピ
肉まん以外にも、フライパンと鍋で作れる蒸し料理はたくさんあります。
シュウマイの蒸し方
① フライパンにクッキングシートを敷く
② シュウマイを間隔を空けて並べる
③ 水を100ml程度注ぐ(シュウマイにかからないよう注意)
④ フタをして中火で8〜10分蒸す
シュウマイ同士がくっつかないよう、1〜2cmの間隔を空けるのがコツ。キャベツやレタスを下に敷くと、くっつき防止になるうえ野菜も一緒に食べられます。
蒸し野菜の作り方
① フライパンに野菜を並べる(ブロッコリー、キャベツ、にんじん等)
② 水を大さじ2〜3杯入れる
③ フタをして中火で3〜5分蒸す
少量の水で蒸すことで、茹でるよりビタミンが残りやすいのも嬉しいポイント。硬い野菜(にんじん等)は薄めに切ると火が通りやすくなります。
茶碗蒸しの作り方
材料(2人分)
卵2個、だし汁300ml、薄口醤油 小さじ1、みりん 小さじ1、お好みの具材(鶏肉、しいたけ、かまぼこ、三つ葉など)
① 卵をよく溶き、だし汁・調味料を混ぜてザルで漉す
② 器に具材を入れ、卵液を注ぐ
③ 鍋に小鉢を逆さに置き、水を張って器をセット
④ フタに布巾を巻き、沸騰後に弱火で12〜15分蒸す
茶碗蒸しは弱火でじっくりがコツ。強火だと「す」が入って食感が悪くなります。
蒸しパンの作り方
材料
ホットケーキミックス150g、牛乳100ml、卵1個、砂糖 大さじ2、サラダ油 大さじ1
① 材料をすべて混ぜて生地を作る
② 耐熱カップに7分目まで生地を入れる
③ フライパンに水を2cm入れ、カップを並べる
④ フタをして中火で15〜20分蒸す
膨らむので生地は容器の7分目までにしましょう。竹串を刺して生地がつかなければ完成です。
もっと手軽に!蒸し目皿のすすめ
フライパンや鍋で蒸す頻度が高いなら、蒸し目皿を1つ持っておくと格段に便利になります。
蒸し目皿とは、鍋やフライパンの中に置いて使うステンレス製の皿。脚がついていて食材を水面より上に保てるので、小皿を逆さにする手間が省けます。花びらのように開くタイプなら、さまざまなサイズの鍋に対応できます。
価格は500〜1,500円程度と手頃。収納もコンパクトなので、蒸し器を買うほどではないけれど蒸し料理をよくする方におすすめです。
まとめ:蒸し器なしでも蒸し料理は楽しめる
蒸し器がなくても、フライパンや鍋があれば十分に蒸し料理ができます。
・フライパン:小皿を台座にして蒸す。手軽だが深さに注意
・鍋:深さがあって安定。布巾でフタの水滴を防ぐ
・クッキングシートだけ:最も手軽。少量向き
・電子レンジ:時短だがふっくら感は蒸しに劣る
・蒸し目皿があるとさらに便利
まずは冷蔵庫の肉まんやシュウマイで試してみてください。蒸したての美味しさは、電子レンジとは別格ですよ。

