餃子は餃子用フライパンで焼く?
外はパリッと焦げ目がついて、中はジューシーにふっくら焼き上げた餃子を家で食べられると嬉しいですよね。しかし、焼き加減を間違ってしまうと、皮がべちゃっとなってしまったり、焦げ付いてしまって取れなくなってしまったりしてしまいます。
家庭で餃子を焼くときには、フライパンを使うと思いますが、餃子用のフライパンもあります。餃子用のフライパンはどのようなものなのでしょうか?餃子用のフライパンの使い方を見てみましょう。
餃子用のフライパンとは?
餃子を美味しく焼くためのフライパンはどんなものかと考えた時、プロの職人は何を使っているかを見てみるとその手掛かりとなります。餃子の専門のお店などは特に、「餃子鍋」という餃子用の器具が使われています。
餃子鍋は鉄製で底の厚みが4.5~6.5mmで、ずっしりと思いものになります。片手で扱いにくいので、両手タイプになります。本格的に家でも餃子を焼きたい時には、おすすめです。
簡単にきれいに焼くためには、コーティング加工がされた、焦げ付きにくく剝がれやすいフライパンが使いやすいでしょう。四角の形状で片手で持てるような餃子用フライパンもあるので、自分が使いやすいものを選ぶことも大切です。
美味しい餃子の焼き方とは?
フライパンによって焼き方も違う
餃子の焼き方は、いろいろなレシピと一緒に紹介されていますよね。しかし、すべてのフライパンで同じ焼き方をすると上手く焼けなかったり、フライパンを傷めてしまったりする原因になります。
鉄製の餃子用フライパンの焼き方とは?
- フライパンを煙が出るまで加熱します。
- 油をひき、餃子を並べ中火にして、焼き色がつくまで焼きます。裏面がカリッと焼けてくると、餃子がフライパンからすぐに取れるようになります。
- 餃子が1/3浸かる程度にお湯を入れ、ふたをして蒸し焼きにします。ぴちぴちと水がはねる音がしてきます。水ではなく、お湯を入れる方が早く蒸しあげられるので、水っぽくなりにくくなります。
- 水がほとんど無くなったら、ふたを外してゴマ油を回しかけて、様子を見ながら焼いて、焼き色がついたらできあがりです。
コーティング加工をしている餃子用フライパンの焼き方とは?
フッ素加工など、焦げ付きやすいフライパンは、鉄フライパンと同じように空焼きをすると、コーティングが取れて、フライパンの寿命を縮めてしまいます。よって、使い方を変えます。
フライパンに薄く油を引き、火にかける前に餃子を並べます。そこからは鉄フライパンと同じように焼いていきます。こうすることで、どの餃子も焼き時間が同じになるので、色が均一できれいに焼き上がりますし、フライパンを長持ちさせることができます。
羽根付き餃子を作るコツは?
パリパリの羽がついた餃子だって、コツをつかめば家で作ることもできるのです。実は方法が簡単なのです。それは、蒸し焼きに使う水に、片栗粉か小麦粉を少し溶かしておくだけです。どちらでも香ばしい羽根付き餃子ができます。
人気の餃子フライパンとは?
和平フレイズ 餃子鍋
和平フレイズの餃子用鍋は、1.6mmの鉄材を使用し、食材がこぼれにくいように少し深めに設計してあります。餃子を並べやすく、角形のフライパンになっています。本格派の餃子用フライパンです。
高温に強く、油なじみもよいので、パリッとジューシーな餃子に仕上げてくれます。お手入れをしっかり行えば、長く使用できます。
中央産業 餃子鍋セット
中央産業の餃子鍋エットは、専用のふたやターナーもセットになっているので、自宅でジューシーな餃子を作ることができます。丸い形で、2つの取っ手がついているタイプです。餃子以外にも、すき焼き、パエリヤ、お好み焼きなど、グリルパンとしても使える鉄製のフライパンです。
新光金属 銅製餃子&玉子焼鍋
銅製餃子&玉子焼き鍋は、簡単に上手に餃子を焼き上げられる優れものです。銅をベースに、セラミック入りのフッ素樹脂や特殊合金膜などを5層に施してあり、油をひかなくても、餃子が焦げ付くことはありません。
銅は熱伝導性に優れているので、カリッとジューシーな餃子に仕上げられます。角型のフライパンで、もちろん玉子焼きもふっくらと美味しくできるので、便利です。
餃子用フライパンで、家でも美味しい餃子を楽しもう
餃子は好きな人が多いと思いますが、家できれいに焼けないという人も多いかもしれません。家で作った餃子は、お店で食べるのとは、また一味違って美味しいですよね。焼き方次第で、もっと美味しくなりますよね。
通常のフライパンでもコツさえつかめば、美味しく焼けますが、餃子用に作られているものは、特に使いやすくできているので、餃子を本格的に楽しみたい人にはおすすめです。餃子用のフライパンで、家でも美味しい餃子を楽しんではいかがでしょうか?