銀杏はフライパンで加熱しても平気なの?
銀杏はフライパンで炒ると殻から爆発したり、焦げやすいのですが、ある技を使えばそんな心配もいりません。
爆発してしまうと、銀杏自体がダメになってしまうだけでなく、フライパンの表面も銀杏の硬い殻によって傷ついてしまいます。
そのような悲劇を避けるためにも、これからはフライパンを使って行う簡単な銀杏の殻剥き方法やおすすめの銀杏レシピを詳しく見ていきましょう。
フライパンで出来る上手な銀杏の殻剥き方法とは?
銀杏の殻は、電子レンジで加熱しても簡単に剥くことができますが、電子レンジだとせっかくの銀杏の風味が抜けてしまうので、あまりおすすめできません。
フライパンであれば、銀杏の風味を損なうことなく香ばしく仕上がるため、以下の手順で殻剥きは行いましょう。
銀杏を軽く割る
フライパンで殻を剥く場合は、爆発しないために、あらかじめ殻を軽く割っておきます。
殻は、ペンチやキッチンバサミを使って割れ目を少し入れるだけでOKです。
こうすることで、爆発を防止するだけでなく、食べるときにも簡単に殻を剥くことができます。
弱火~中火で銀杏を炒る
軽く殻に切れ目が入ったら、弱火か中火でフライパンに油を引かず、銀杏をそのまま炒っていきます。
このときはフライパンにふたをして、銀杏が飛び散らないようにしておきましょう。
大体炒る時間は10分程度ですが、途中でふたを開けて中身まで焦げていないか確認しながら調理していきましょう。
フライパンで銀杏を炒る際の目安としては、殻にある程度焦げ目がついていればOKです。
炒り過ぎると中身の水分が飛んでしまい、食べるときにもカチカチで食感も味も悪くなってしまいます。
粗熱が取れたら殻を銀杏の剥く
銀杏を炒った直後に触ると、火傷をしてしまう可能性があるので、5分ぐらいはそのまま放置して粗熱をとりましょう。
ただし、銀杏は完全に冷めてしまうと殻が剥けにくくなるため、放置のし過ぎには注意が必要です。
これがフライパンで銀杏の殻を剥く簡単な方法になります。
簡単ですが、銀杏がふっくら香ばしく仕上がるので、まだフライパンで調理したことのない方は試してみると良いでしょう。
銀杏が苦手で克服したい!フライパンで調理する前にひと手間加えるだけで臭いが消える!?
銀杏は、食べ物の中でも人によって好き嫌いが分かれやすいものですが、銀杏を嫌いな人のほとんどは、「独特のニオイが臭くて食べられない」というのがその原因になっているようです。
そのような方は、フライパンで殻を剥く前にひと手間加えて、銀杏のニオイを抑えておきましょう。
銀杏は、3~5日間水につけて天日干して完全に乾燥させておくというたったこれだけで、あの嫌な臭いを抑えることができます。
ただし、美味しいからといって銀杏は食べ過ぎると中毒を起こして下痢や嘔吐してしまう可能性があるため、注意が必要です。
特に子供の場合は、大人よりも中毒にかかりやすいので、銀杏の量には気をつけて食べましょう。
どうしても量が余ってしまった場合は、冷凍しておくことで銀杏は数ヶ月の間保存が利きます。
フライパンで行う銀杏の最高おつまみレシピとは?調味料を気分によって変えるだけ!
銀杏の殻をフライパンで剥いた後は、塩を振ってそのままシンプルに食べるのも美味しいですが、他にもアレンジして食べると普段とまた一味違った感じで美味しく食べることができます。
カレー粉炒め
銀杏の殻を剥いた後は、フライパンに銀杏を入れてカレー粉で炒めても美味しく仕上がります。
特に銀杏独特の臭いが苦手な方や男性には、カレー粉がピッタリの調味料になるかもしれませんね。
また、バターをちょっと足してもカレーがまろやかになって美味しくなるので、気になる方は是非試してみましょう。
チーズと黒胡椒炒め
銀杏をフライパンに入れ、黒胡椒でサッと炒めたら、好みの種類のチーズをその上からかけて最後に少し炒めていきましょう。
黒胡椒のピリッとしたアクセントとチーズのまろやかさがマッチし、お酒との相性も抜群です。
まとめ
最近は、銀杏を一から家で調理して食べるという方も少なくなってきているかもしれませんが、家庭にあるフライパンひとつで銀杏は簡単に美味しく調理することができます。
また、レンジで銀杏を殻剥きしているという方も、フライパンで調理した銀杏とふっくら感や香ばしさは全然違うので一度この機会に試してみて下さいね。