フライパンで目玉焼きが上手く作れない…
とても簡単そうに見える目玉焼き調理ですが、実は失敗しやすい料理のひとつでもあるのです。
なぜなら目玉焼きは、卵をフライパンに入れるタイミングや加熱の仕方に少々ポイントがあります。
これからは、どうしたら綺麗な目玉焼きを作れるか、そして作る際におすすめのフライパンの詳細について説明します。
基本が重要!意外と失敗しやすいフライパンを使った目玉焼きの作り方
目玉焼きの作り方は、誰もが知っているかと思いますが、意外と間違った焼き方をしている方も多いため、綺麗に作れないという方はこちらで確認しておきましょう。
①卵は事前に割っておく
目玉焼きに使う卵は、フライパンに直接割り入れるのではなく、事前に容器などに割って入れておくことが大切です。
こうすることで、黄身が破けて崩れる心配もありません。
また、より綺麗な目玉焼きを作るためには、灰汁取りにも使う網目のついたお玉の上から卵を割り、水分を多く含んでいる白身だけを取り除いておくと良いでしょう。
②フライパンにバターorサラダ油を敷く
準備が出来れば、熱したフライパンにバターかサラダ油を万遍なく敷いていきましょう。
バターの場合は、多く入れすぎると溶けるのに時間がかかってしまい、火力が強くなりすぎるので、なるべくは熱したフライパンに少量のバターを敷く程度にしておくことが大切です。
③弱火にして卵をフライパンに入れる
目玉焼きの基本は弱火です。
火力が強すぎると表面の白身が固まらないまま、裏側だけが焦げ付いてしまい、綺麗な卵焼きができません。
また、フタを閉じて蒸し焼きにするよりも、フタはせずにそのまま調理するのが美味しい目玉焼きを作るコツとなっています。
しかし、黄身を半熟状態にして調理したい場合は、フタをした方が上手くできるため、その場合は蒸し焼きにするためにもフタをして弱火で加熱していきましょう。
④味付けは最後に行う
卵焼きの味付けに使用する塩コショウは、必ず焼き終わりの最後の工程で振ることが重要です。
最初の段階で塩コショウを振ってしまうと、調味料によって焦げ付きやすく、目玉焼き作りも失敗してしまいます。
このように、一見シンプルな手順に見える目玉焼きは、意外と注意すべきポイントが多いのが特徴です。
よって、綺麗な目玉焼きを作るためには、上記の方法を参考にして試してみることをおすすめします。
目玉焼き作りに適しているフライパンの種類とは?
目玉焼きに限らず、フライパンで焦げ付きやすい卵料理を作る場合には、テフロン加工が施されているフライパンを選ぶのがおすすめです。
特に鉄製のフライパンであるスカレットは、油を馴染ませておかないと目玉焼きが焦げ付きやすくなるため、上手く使うにはお手入れもしておかなければなりません。
その一方で、フッ素やテフロンで表面をコーティングしているフライパンであれば、お手入れもする必要がなく、少量の油でも目玉焼きが綺麗に焼くことが可能です。
ただし、フッ素加工がされてあるフライパンは、値段が安い分、コーティングが剥げやすくなっているため、定期的に買い換える必要があります。
おすすめの目玉焼き専用フライパン2選!
現在では、丸い綺麗な目玉焼きが簡単に作れる専用のフライパンもたくさんのメーカーから販売されています。
その中でも、以下の2つのフライパンは特に人気セラー商品となっていますので、お探しの方は是非参考にしてみて下さいね。
tone フライパン クローバーキャストパン
toneのクローバーキャストパンは、4つの丸い形が組み合わせて作られているフライパンで、目玉焼きを焼くのにピッタリのサイズとなっています。
また、お弁当を作る際や朝食作りに使用する場合は、ひとつは目玉焼き、もうひとつはウインナーを焼く場所などと分けて違う料理を一度に行うことが出来るため、時短料理のアイテムにも欠かせません。
そして、カラーも4色あって豊富なので、自分の好みの色をチョイスすることができるのも魅力です。
岩鋳 目玉焼3個焼
岩鋳の目玉焼きを3つ焼けるように作られたフライパンは、上記で紹介したtoneのように3つの丸がくっついたフライパンです。
こちらもおかずごとに分けて調理できるので、より素材にこだわりのあるものを選びたいという方であれば、岩鋳のフライパンを選ぶのが良いでしょう。
まとめ
上記の通り、目玉焼きは簡単そうに見えてもフライパンの素材や調理方法によっては、意外にも失敗しやすい料理のひとつとなっています。
また、目玉焼きはそれぞれの家庭のコンロの火力やフライパンの層の厚みなどでも、目安調理時間は変わってきますので、こまめにチェックしながら作ることが大切です。
皆さんもこれを機会に、見た目も綺麗で美味しい目玉焼き作りに一度挑戦してみましょう!