セラブリッドを焦げ付かせないためには「最適な火加減」を探すことが大事-セラブリッドの体験談

京セラ 体験談

京セラ使用者の体験談-min

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牧野さんのクチコミ評価

商品名セラブリッド
購入場所アマゾン
焦げ付き酷い所々焦げ付かない
重さ重い普通軽い
ヘタってきたはいいいえ手入れの手間手間
満足度使用年数1年3ヶ月
お勧めフライパンセラブリッド

京セラセラブリッドの使用レビュー・体験談

1年経過したセラブリッド全体写真

1年経過したセラブリッド全体写真

昨年、それまで使っていたフッ素加工のフライパンが焦げ付くようになってしまったので新しい焦げ付かないフライパンを買おうと思い、インターネットで情報を集めました。

たくさんのサイトを見ているうち、そもそもそのフッ素加工のフライパンが焦げ付くようになったのは自分の使い方が悪かったせいだということがわかりました。
10年以上前、学生時代に一人暮らしをしていた頃から使っていたもので、当時は家事に関する知識もあまりなく、道具を大切に使おうという意識も低く、シンクも狭かったので洗い物をする際にフライパンの中に食器を入れて重ねたりとフライパンを洗い桶のように使ってしまっており、それが原因で表面が傷んでしまったようです。

今度こそ丁寧に使って長く大切にしようと心に決めて、フライパンを選びました。

セラブリッドとセラフィットとルールで比較・検討

数日かけてたくさんの口コミを見て、最終的にセラブリッドとセラフィットとルールの3つに絞りました。

セラフィットはその頃よくテレビでCMも流れており、CMでは薄焼き卵が息を吹いたらお皿に飛んでいました。本当にそんなことあるのかな、と疑いつつも、本当なら試してみたいと思いましたが、私はフライパンが1つ欲しかっただけなので、たくさんのサイズがセット販売されていたセラフィットはやめておきました。

ルールは口コミでの評価が高く、ほとんどの使用者が「焦げ付かない」「油を使わなくてよい」と書いていました。
それを読むととても魅力的だったのですが、なにぶんお値段が高かったので断念しました。

そして残ったのが、京セラのセラブリッドです。
こちらは口コミではあまり良い印象を受けず、特に「焦げ付く」と書かれているものが目立っていました。

でも実際問題、私がフライパンに出せる値段はどんなに良いものでもせいぜい7,000円が限度だったので、公式サイトに書かれている使い方を熟読し、この通りに使えば大丈夫に違いないと自分に言い聞かせてネットで購入ボタンを押しました。選んだのは「炒め鍋」という名称で販売されている28cmの深型のフライパンです。

セラブリッドを初めて使ってみた感想

届いた時は、それまで使っていたフライパンがごく一般的な黒いものだったので、白くてツヤツヤしているのを見ただけで「何これ、すごい!」とちょっぴり感動してしまいました。

あと、最初に思ったことは「あら、ちょっと重いわ」です。
大は小を兼ねるだろうと大きめのものを選んでしまったのです。現物を手に取っていたら、もう一回り小さいものを選んでいたかもしれません。

でももう今更どうしようもないので、とりあえず最初に餃子を焼いてみました。

口コミで「すぐに焦げ付く」というたくさんのネガティブな意見を、そして公式サイトでは「火が強すぎると焦げ付くので中火以下で使用して下さい」という説明を見ていたので、とにかく火加減に気を付けながら恐る恐る使ってみると、公式で推奨されている程度の火力で焼いたつもりでしたが焼き色がつかず、餃子に火は通ったものの、蒸されただけのような状態になってしまいました。

1年以上も前のことですが、「たしかに焦げ付かないけどその代わり焦げ目もつかないんだな」と思ったことをはっきりと覚えています。

それ以降、ほぼ毎日1~2回ずついろいろな料理に使っていくうちに最適な火加減がわかってきて、1ヶ月後くらいには慣れて餃子もパリッと焼けるようになりました。
きれいに焼き色のついた餃子がコロンと簡単にフライパンから剥がれるなんて感動的です。

通販サイトの口コミの原因は火加減

口コミで焦げ付くと書かれた方々は、おそらく火加減が強すぎたのだろうと推測します。
ただ、公式サイトで推奨されている弱火~中火では弱すぎるのです。

それぞれのご家庭のコンロの状態などにもよるでしょうし、しばらく使ってみなければちょうど良い火力を突き止められないかもしれないのですが、慣れてくると焦げ付かず中までしっかりと火が通ってとても使いやすいです。

また、油は必ず少量使うようにと説明書きにあったので、私はフライパンを使うたびに100均の油引きでごく薄く油を引いています。
薄くても、焦げ付くことはありません。

購入時の注意点としては、「慣れるまでは強火にせず、慎重に使って様子を見る必要がある」という感じでしょうか。
すぐに「何これ、焦げ付く!」と見捨てず、しばらくは弱めの火加減を試しながら優しく見守ってあげてほしいのです。

日常的に使っていればだんだんと加減がわかってきて便利に使えるようになりますので、使っている者としてはおすすめします。

1年以上セラブリッドを使ってみた感想とフライパンの現状

1年3ヶ月以上使用したセラブリッドの調理面

1年3ヶ月以上使用したセラブリッドの調理面

1年3ヶ月以上使用したセラブリッドのコンロ面

1年3ヶ月以上使用したセラブリッドのコンロ面

また、1年以上ほぼ毎日使ってみてですが、料理の仕上がりに新品時と差はなく、焦げ付きもありません。

フライパン自体の劣化は取っ手を止めているネジの頭の塗装が少し剥げてしまったことと、底面のコンロと接する部分に細かい傷が入ってしまったことの2点がありますが、それは仕方がないと思いますし、気になるほどではありません。

それ以外はどこも傷んでおらず、特に表面はピカピカのままです。取り扱い説明書に書かれていることを守り、使い終わって冷めたらすぐに洗って水滴を拭き取るように気をつけてはいますが、そもそも丈夫で扱いが簡単なのではないかと思います。

ゴシゴシこすらなければ取れないような汚れがつくこともないのでフライパンにダメージを与えることも自分のストレスになることもなく、とても快適です。
いつもきれいに洗い上がるので、機嫌が良い日は主人に「見て!新品みたーい!」と洗ったばかりのフライパンを見せることもあるくらい、本当にほぼ新品のままです。

正直な話、セラブリッドの前に使っていたフライパンを大切にしていればそれをずっと長く使えたはずで、結局のところ扱い方が何よりも大事なのかなと思います。
1年以上たってまだ新品のようなセラブリッドをずっと変わらず新品のように使い続けられるよう、これからも丁寧に扱っていきたいと思っています。