今、食事と同時に自然に鉄分が取れると「鉄製の鉄鍋」に人気が集まっています。
しかし今まで鉄鍋を使ったことがない人にはどういう鉄鍋が良いのか分かりづらいですよね。なので、今回さまざまな条件に分けてこんな場合はこの鉄鍋とおすすめをしていきます。
鉄鍋を買ってみたいけど、どれが良いかわからない。という人は購入の参考にしてくださいね。
- 失敗しない鉄鍋を選べる
- 各目的別におすすめの鉄鍋が分かる
- どういうポイントに気をつけて選べばいいか分かる
- 本当に買うべき?メリットやデメリットを知れる
合わせて読みたい
【検証】鉄鍋で本当に鉄分は摂取できるのか
おすすめの鉄鍋
鉄鍋はフライパンや炒め鍋などいろいろなものがありますが、今回は味噌汁にも使えるような深さがある、おすすめの鉄鍋をご紹介します。
【柳宗理】南部鉄鍋深型22cm(鉄器蓋、ハンドル付き)
評価 |
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柳宗理は、世界的なデザイナーで、シンプルで飽きの来ないデザインのキッチンシリーズを手掛けています。
その中の南部鉄鍋深型は、丁度良い大きさで使い心地のよい鉄鍋です。見た目はシンプルですが、おしゃれでそのまま食卓にも出せそうです。ふんわりとした熱が全体に行き渡り、美味しい料理を作ることができます。
鉄の蓋がついているので、煮込み料理もできますし、そのままオーブンへ入れて調理することもできます。ハンドルがついているので熱くなった蓋も簡単に持ち上げることができます。IH調理器でも使用可能です。細部にまでこだわりのある鉄鍋で価格は12000円ほどとなっています。
- 安心の南部鉄器の鉄鍋<日本製>
- IHコンロでも使用できるIH対応の鉄鍋
- 蓋とハンドル付きのセット商品なので使い勝手がいい
↓ 各ショップ 購入先 ↓
特徴をざっくり紹介
- メーカー:柳宗理(YANAGI SORI)
- 南部鉄器
- 日本製
- サイズ:22cm
- フタ・取っ手付き
- IHコンロ使用可
- ガス火使用可
- 口コミ高評価
【及源】クックトップ丸深形24cm
評価 |
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及源は、900年前から受け継がれている岩手県の鉄鋳物の会社です。
南部鉄器の老舗ですが、グローバルな目線で海外に流通させるというように躍進し続けています。そんな及源の南部鉄器 クックトップ24cmは、両手に取っ手のついている、使いやすい形をした鉄鍋です。
南部鉄器と聞くと和風をイメージしますが、洋風でもありながら、日本らしさも残るクールなデザインとなっており、40年以上のロングセラー商品です。
IH調理器からオーブンでも使用できるので、料理の幅は広がります。贈り物にしても喜ばれる、人気の高い鉄鍋ですよ。価格は24cmなら1万円ほど、20cmなら6600円ほどとなっています。
- 安心の南部鉄器の鉄鍋<日本製>
- IHコンロでも使用できるIH対応の鉄鍋
- 鉄の蓋には蒸気孔がありより食材を美味しくしてくれる
↓ 各ショップ 購入先 ↓
特徴をざっくり紹介
- メーカー:及源(OIGEN)
- 南部鉄器
- 日本製
- サイズ:24cm
- 蒸気孔付き鉄フタ付き
- 口コミ高評価
- IHコンロOK
- ガス火OK
【岩鋳】木製取っ手付き南部鉄器鍋16cm
評価 |
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こちらも南部鉄器の小鍋16cmになります。鍋のふちに注ぎ口があるため揚げ鍋と書かれていますが、揚げ物以外でも普通に使えますのでご安心ください。
岩鋳は明治35年創業のメーカーで、常に様々な鉄器を時代に応じて作り続けています。間違いのない品質・クオリティーですので安心して購入することができます。
今回の鉄鍋は取っ手も木製のものが付いていますので、いちいち鍋つかみ・ミトンを付けて鍋を持ち上げる必要がなく非常に普段使いがしやすい為大変おすすめです。
あと価格も6300円ほどと日本製の鉄鍋にしては安いのも嬉しいところになります。
- 安心の南部鉄器の鉄鍋<日本製>
- IHコンロでも使用できるIH対応の鉄鍋
- 木製取っ手付きで調理が楽々
↓ 各ショップ 購入先 ↓
特徴をざっくり紹介
- メーカー:岩鋳(IWACHU)
- 南部鉄器
- 日本製
- サイズ:16cm
- 木製の取っ手付き
- 揚げ物以外にも使える
- 普段使いに1番おすすめ
- コスパ最高
- IHコンロOK
- ※揚げ物モード使用NG
- ガス火OK
安くておすすめの鉄鍋
人気の高いおすすめの鉄鍋を上でご紹介しましたが、南部鉄器のような伝統技術によって作られているものは、価格が高い商品が多くなります。
『ちょっと高くて買えない...』
そんな方の為に、安くても使い勝手が良くて優秀なおすすめ鉄鍋をまとめました。
なるべく5000円以内で購入できる鉄鍋になります。
【ダルトン】グラットン ラウンドポットMサイズ
評価 |
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ダルトンはインテリア雑貨メーカーで、オリジナルの家具やキッチンアイテムなど様々なものが取り揃えられています。
ダルトンのラウンドポットは、蓋にロゴが入っていて、おしゃれな見た目。食卓にそのまま出しても大丈夫なところが便利です。見えない裏面もおしゃれで魅力的ですよ。
サイズはS、M、Lとありますが、どのような料理をどのくらいの量で作りたいかで決めると良いでしょう。
鉄鍋はシーズニング済みなので、最初は洗剤を使ってしっかりと洗浄してから使いましょう。価格は2,800円ほどです。
- おしゃれな見た目
- 中国製なので注意
- シーズニング済みなのですぐ使える
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:ダルトン(DULTON)
- 中国製
- サイズ:21.5cm
- キャンプにもおすすめ
- IH・ガス火OK
【イシガキ産業】鉄人鍋
評価 |
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鉄人鍋は、1つあればいろいろな料理ができる多機能な鉄鍋です。
蓋は波型でグリルパンになっており、美味しくお肉を焼くこともできます。鍋では、煮込む、揚げるなどいろいろな料理に使えます。
またセットになっている網を使えば、燻製調理ができますし、セラミックボールを使って美味しい焼き芋だってできるのです。
ガス火だけでなくIHコンロにも対応しているので熱源を選びません。様々な料理が鉄人鍋1つで作れて価格が5500円ほどとお買い得です。小サイズなら3800円~4300円ほどです。
- 様々な料理に鉄鍋を使いたい人におすすめ
- 中国製なので注意
- 特に燻製用で購入している人が多い
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:イシガキ産業(ISHIGAKI)
- 中国製
- サイズ:33cm
- 燻製作りに人気の鉄鍋
- 多機能で様々な調理が可能
【岩鋳】ふる里鍋 深型18cm
評価 |
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南部鉄器で有名な岩鋳の深型 鉄鍋です。
安い鉄鍋はどうしても外国産が多くなり、使用されている鉄の安全性や構造に不安がつきものです。
鉄分を取り入れたくて購入したのに、体に悪い成分もとっていたら?
全ての日本製が安心安全な商品とは言えませんが、歴史ある岩鋳の鉄鍋であれば安心だと当サイトでは考えています。
ただし、口コミで鍋は最高だけど木製の蓋が微妙という意見は多いです。その点を気にされない方には最高の鉄鍋だと思います。
- 安心安全な南部鉄器の鉄鍋、岩鋳製
- 蓋付きだが蓋の閉まり具合は悪いと意見が多い
- 外観が洋風ではなく和風の鉄鍋
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:岩鋳(IWACHU)
- 日本製
- サイズ:18cm
- 南部鉄器
- 和風な外観
- IH・ガス火OK
軽くて扱いやすい鉄鍋
鉄鍋は素材に『鉄』を使用していますので、どうしても重くなってしまいます。
鉄鍋を使いたいけど、重くて洗い物や収納場所で困りそう、と今一つ購入に踏み切れないひともいらっしゃいます。
そんな方におすすめの軽い鉄鍋は1つです。
【岩鋳】木製取っ手付き南部鉄器鍋16cm
評価 |
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先程も紹介した南部鉄器の小鍋16cmになります。鍋のふちに注ぎ口があるため揚げ鍋と書かれていますが、揚げ物以外でも普通に使えますのでご安心ください。
岩鋳は明治35年創業のメーカーで、常に様々な鉄器を時代に応じて作り続けています。間違いのない品質・クオリティーですので安心して購入することができます。
今回の鉄鍋は取っ手も木製のものが付いていますので、いちいち鍋つかみ・ミトンを付けて鍋を持ち上げる必要がなく非常に普段使いがしやすい為大変おすすめです。
あと価格も6300円ほどと日本製の鉄鍋にしては安いのも嬉しいところになります。
- 安心の南部鉄器の鉄鍋<日本製>
- IHコンロでも使用できるIH対応の鉄鍋
- 木製取っ手付きで調理が楽々
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:岩鋳(IWACHU)
- 南部鉄器
- 日本製
- サイズ:16cm
- 木製の取っ手付き
- 揚げ物以外にも使える
- 普段使いに1番おすすめ
- コスパ最高
- IHコンロOK
- ※揚げ物モード使用NG
- ガス火OK
IHコンロでも使える鉄鍋
自宅にはIHコンロや卓上電磁調理器しかなくて鉄鍋が対応しているのか不安。という人に知ってほしいのが、
【底が平らな鉄鍋ならどの商品もIH対応となります】
なので、IHコンロしかないけど、大丈夫なのかしら?と心配しないでください。
キャンプで人気の鉄鍋とは
最後に鉄鍋を使いたい機会は何もキッチンだけとは限りません。アウトドア、特にキャンプで鉄鍋を使っているとおしゃれでかっこいいですよね。
もちろん見た目だけでなく、キャンプでありがちな焼くだけ料理ばかりでなく蒸す、煮るなど野外料理の幅もぐーんと広がります。
キャンプで使用されている鉄鍋は一般的にダッチオーブンと呼ばれ販売されています。
その中で今回おしゃれなキャンプ用鉄鍋を見つけましたので、1つおすすめとして紹介します。
【スノーピーク】和鉄ダッチオーブン26cm
評価 |
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ダッチオーブンですが、一般的にイメージするものより丸みを帯びていて目を惹きますよね。
見た目だけでなく、製品としても随所に工夫が凝らされています。
底面はIHコンロでも使用できるように平らになっていますし、側面や底面を薄くすることで軽量化も行っています。一般的なダッチオーブンの約半分の薄さで作られており持ち運びが多いキャンプ道具としてはありがたいですよね。
通常は鍋部分と蓋の2つですが、スノーピークの和鉄ダッチオーブンは本体と蓋の間に付属のスキレットが入るようになっています。これによりより調理の幅が広がっています。
- 燕三条のダッチオーブン<日本製>
- 底が平だからIHコンロでも使用できる
- 鍋、スキレット、蓋と3つを組み合わせて調理の幅が広がる
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:スノーピーク(snow peak)
- 燕三条
- 日本製
- サイズ:26cm
- スキレット付き
- IHコンロ対応
- 7.6Kgと軽い
- レシピ付き
- 鳥1匹入る大きさ
高くて鉄鍋が買えないという人は鉄玉子という選択肢
ここまで各おすすめの鉄鍋を見てきたけど、値段が高くて買えない。という人や鉄鍋のメンテナンスが続けられるか不安。
でも鉄分はサプリメントに頼るのではなく自然に摂っていきたいという人には『鉄玉子』という選択肢もあります。
鉄玉子も鉄鍋のように注目を集めてきており、多くの商品があります。なので今回は1つだけ。
私が親族から鉄玉子を購入したのだけど?と相談されたらおすすめする商品を紹介します。
【鳥部製作所】鉄の健康鯛
評価 |
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鉄玉子の紹介と言いながら、1番のおすすめ商品が魚の鯛の形ですみません。。。
「南部鉄器の及源の鉄玉子」と悩んだのですが、初めて鉄玉子を使う人には紐付きのほうが使いやすいため「鳥部製作所の鉄の健康鯛」を紹介しました。
鳥部製作所は新潟県の三条市のメーカーになります。もちろんこの商品も日本製です。
鉄分を補うためだけでなく、アサリやしじみなど貝の砂出しの際にも一緒に入れることで早くキレイに取り除ける効果があります。
- 三条市の鉄鋳物<日本製>
- 紐付きだから鍋から取り出すときや収納に便利
- 価格が安い
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特徴をざっくり紹介
- メーカー:鳥部製作所
- 紐付き
- 日本製
- サイズ:8cm☓4cm
- 貝の砂出しにも便利
- IHでも普通に使用できる
もっとおすすめの鉄玉子を見たい方
→ココから選べば失敗しない!おすすめ鉄玉子
→鉄玉子の効果はどれくらいある?効果あるの?
鉄鍋の選び方
おすすめの鉄鍋をご紹介しましたが、選ぶ時のポイントをまとめてみました。
どのような料理をしたいのか
鉄鍋はいろいろなタイプ、形のものがあります。どのような料理がしたいかによって、必要な鉄鍋は変わってきます。日常でフライパンを良く使用するという人は、鉄のフライパンが良いですし、煮込み料理に使いたいのであれば、深い鍋が良いでしょう。
重さやサイズ
鉄鍋はどうしても重量感があります。自分が料理しやすい重さなのか、形なのかも重要になります。家族が多いのであれば大きめのものが良いですし、1人暮らしであれば、小さめなものを選びましょう。
IH調理ができるか
最近は電化住宅も多いので、IH調理器の家庭も多いでしょう。鉄鍋は重く、IH調理器との相性が悪いものあります。IH調理器での使用も可能かどうかを確認してから購入するようにしましょう。
また、最初に直火での「空焼き」が必要な鉄鍋があります。IHだとそれができず、カセットコンロを用意しなければならなくなります。最近はすぐに使用できる「空焼き不要」のものが多いので、それも確認しましょう。
ホーローの加工がされているか
鉄の鍋と言って良く思い浮かべるのが、ストウブやル・クルーゼのような「鋳物ホーロー鍋」かもしれません。重量感があって、いろいろな料理ができることでも知られています。しかし、表面にホーロー加工がされているものは、鉄分が溶け出しません。鉄分補給というメリットを考えると、ホーローの加工がされた鍋は選ばないようにしましょう。
鉄鍋のメリット・デメリット
鉄鍋が注目されているのは、メリットがあるからです。どのようなメリットがあるのでしょうか?また、デメリットもあるので知っておきましょう。
メリット
不足しがちな鉄分を補給
最近は食生活の変化によって、鉄分が通常の食事で不足する人が増えてきているのです。鉄分は血液が酸素を運ぶためには必要で、健康な身体を維持するためには欠かせない栄養成分です。
特に、女性は月経によって毎月血液が排出されることもあり、不足しがちな傾向にあります。そこで、鉄鍋で調理をすると、鉄が溶け出すことによって鉄分を補うことができるようになるのです。
耐久性がある
鉄鍋は、強火にかけても良いですし、キズも付きにくいので他の素材の鍋に比べると耐久性に優れています。何年も使用することができ、一生物にすることだってできます。使い込むごとに使いやすくなっていき、愛着がわいて料理をするのも楽しくなってきますよ。
熱伝導が良い
熱が伝わりやすいので、食材全体に均等に熱が通るようになります。熱伝導が良く、高温調理もできるので、炒め物やチャーハンなども上手に作ることができます。カレーやシチュー、スープや煮物のような煮込み料理にも最適です。
デメリット
サビる
鉄鍋は、お手入れ方法を正しく行わなければサビてしまうことがあります。しかし、水気を飛ばしたり、油を塗って保存したりするなど、正しく手入れをしていれば、サビを防ぐことはできます。万が一サビてしまった時にも、水とお酢を入れて沸騰させたり、クレンザーでこすったりなど、サビをとる方法もあります。
こびりつく
最近のフライパンや鍋は、フッ素やテフロンなどでコーティングされているものも多く、こびりつかないように出来ているものが多くなります。油がいらないというようなものもあります。しかし、鉄鍋は使い方を間違えるとこびりついてしまうことがあります。
油ならしをしたり、良く使い込んだりすることで、徐々に油がなじみこびりつかなくなってくるので、使いやすくすることができます。
重い
どうしても鉄鍋はアルミやセラミックなどで軽量化された調理器具に比べると、重量感があります。女性にとっては、使いにくいと感じてしまう時があります。また、収納場所を高い場所にしてしまうと、落とした時に大変です。