フライパンはアルミが良い?
アルミフライパンはイタリア料理屋さんで見たことがありませんか?プロの人が使っているイメージもあるかもしれません。自分で使うには、使いにくそうですが、料理人が使うということが、アルミフライパンには良さがあるということですよね。アルミフライパンはどのように使えば良いのでしょうか?使い方や良さをご紹介します。
アルミフライパンの良さとは?
- 軽いので女性でも使いやすい
- 銀色なので、ソースや食材の色が分かりやすい
- 熱伝導が追いので、火力調節がしやすい
鉄やステンレスのフライパンに比べると、とても軽いので、女性には料理をするにも、洗うにも簡単に持てます。そして、熱伝導が良いので、火加減の調節がしやすいので、料理を良くしている人に合ったフライパンです。熱の伝わり具合はフライパンの中でも一番と言えます。
水分の多いパスタ料理には適していると言われているので、イタリア料理店で良く見られます。ソースの調整やワインを加えた時にアルコールを飛ばす作業もやりやすいので、パスタ専用と言っても過言ではないようです。
アルミフライパンの欠点とは?
- 食材がひっつきやすい
- 高温、強い酸、アルカリに弱く、強火が必要な調理には向いていない
- 油なじみが良いわけではないので、焼く、炒める調理には向いていない
- IHでは使えない
欠点を見ていると、アルミフライパンには、向き不向きの調理法があるので、使い分けをする必要がありそうです。そして、料理初心者の人にも向かないでしょう。パスタのような水分が多い調理法には向いていますが、普段使いとして使うのは難しいかもしれません。
普通のアルミフライパンはIHでは使えません。コーティング加工がされているものは、IH対応のものもあります。
アルミフライパンの使い方とは?
購入後の手入れ
アルミフライパンを方ら、調理する前にまず、お米のとぎ汁とくず野菜を一緒に煮立たせます。それは、アルミを酸やアルカリから守るためと、黒ずみや変色を防ぐためです。黒ずんでしまったときには、水とレモンを10分前後煮立たせることによって、取り除くことができます。
油ならしをする
アルミのフライパンは、料理のたびに油ならしをする必要があります。もともと焦げ付きやすいので、少しでも焦げ付きを減らすためには大切です。
洗い方
使った後は中性洗剤を使って普通に洗っても問題はありません。もし焦げ付いてしまったときは、水を入れて軽く沸騰させて、冷ましてからたわしなどでこすって落とします。金属たわしだと、表面が傷つきやすくなるので、避けましょう。
アルミフライパンの選び方とは?
アルミフライパン選びのポイントは
- サイズ
- コーティング
軽いので、大きめのアルミフライパンにしても、簡単に使うことができます。大きすぎるとスペース的に使いにくくなることもあるので、コンロの大きさや自分のする料理の量などを考えて、サイズを選ぶようにしましょう。
コーティング加工がされているものは、使い勝手や手入れの方法が変わってきます。自分のニーズに合わせたものを選ぶようにしましょう。
おすすめのアルミフライパンとは?
中尾アルミ 打出しフライパン
中尾アルミ製作所が出している、打出しフライパンです。プロの料理人に認められている、高い品質の、本格的アルミフライパンのようです。アルミフライパンの特徴である、熱伝導に優れ、形状や縁の角度などしっかりと研究された設計となっているので、使い勝手がとても良いと評判です。
コーティングの加工がされていないので、使い方にはコツがいりますが、長く使っていけるアルミフライパンでしょう。
北陸アルミ センレンキャストフライパン
北陸アルミのセンレンキャストフライパンは、使い勝手に優れています。非常に軽くて、アルミフライパンのバリエーションが豊富なのが特徴になっています。高密度4層構造と超硬質セラミックダブル配合で、とても軽いことに加えて、耐久性が高く、熱伝導も良いフライパンになっています。
テフロンブランドの最高級のコーティングが施されているので、食材がくっつきにくく、料理がしやすくなります。手入れも簡単で、普段使いができるアルミフライパンです。
KIPROSTAR 業務用アルミフライパン
厨房機器のメーカーで、プロ仕様の調理器具を扱っています。厳しい検査において、変形やたわみ、がたつきなどの異常がないと認められている商品です。プロの厳しい使用環境においてもしっかりと使える、丈夫なフライパンです。
サイズも小さめの18cmから35cmとありますので、いろいろな調理方法によって選ぶことができます。テフロン加工したものもあるので、使いやすいものを選ぶこともできます。
アルミフライパンを使い分けよう!
フライパンは毎日使うものだけれど、料理によって使い分けることはあまりしていなかったかもしれません。アルミフライパンは、熱伝導率が良く、水分の多いパスタやソース作りに適しているので、イタリア料理屋さんでは、活躍していることが多いのです。
アルミフライパンは焼く、炒めるなどの料理には向きませんが、使い分けることで、料理の幅が広がります。軽いので、たくさんの量を作ったり、ソースやパスタを絡めるためにフライパンを動かす作業もしやすかったりと、慣れると便利なところもあります。
テフロン加工などの、コーティングをしているアルミフライパンもあるので、自分の料理方法に合わせて使ってみると良いでしょう。まずは、使い方をしっかりと確認して、アルミフライパンを上手に使い分け、料理を楽しみましょう。