【完全まとめ】素材ごとの正しいフライパンの洗い方-min

毎日のように出番の多いフライパン。どのように洗っていますか?フライパンによって、洗い方が違うということをご存知でしょうか。フライパンが焦げ付くようになってしまう、使いにくくなってしまうのは、実は洗い方が間違っているのが原因かもしれません。

フライパンはいろいろな素材からできています。その素材によって洗い方を変えなければならないのです。素材ごとの正しいフライパンの洗い方をご紹介します。

素材ごとの正しいフライパンの洗い方

フライパンは洗剤のテレビCMにも良く出てくるので、洗剤で洗う人が多いと思います。しかし、フライパンの素材によってはそれが間違っているということもあるのです。正しいフライパンの洗い方をご紹介します。

アルミ(フッ素加工)

一般的に多く販売されているのはアルミのフライパンです。アルミのフライパンは、内側にフッ素樹脂加工、テフロン加工といって、コーティングされているものが多くなります。焦げ付きにくく、軽くて使いやすいことで人気です。価格もリーズナブルなのが多いのも嬉しいですよね。

フッ素樹脂は、耐熱性、非粘着性に優れていることで使用されます。フライパンにはフッ素加工だけでなく、次のようなコーティングをしているものもあります。それぞれ違うように感じますが、全て基本はフッ素樹脂を使っているので、洗い方は全て同じで構いません。

テフロン加工

アメリカのデュポン社のフッ素樹脂の商標登録になります。2層構造となっているので、丈夫なのです。

ダイヤモンドコート

ダイヤモンドコートは、フッ素樹脂に合成ダイヤモンドの粉を混ぜているものです。強度があり、コーティングが剥がれにくくなっています。

マーブルコート

マーブルコートは、フッ素樹脂に大理石(マーブル)の粉を混ぜているものです。高い耐久性があるのが特徴です。

アルミ、テフロン系フライパンの洗い方

扱い方は簡単ですが、上であげたようなコーティングをはがさないように、優しく洗うことが大切です。

  1. 使った後のフライパンは、汚れが冷めて固まる前に大まかにキッチンペーパーなどで拭き取きとると汚れが落ちやすくなります。
  2. ある程度冷めてから、スポンジに食器洗い用の食器用洗剤をつけて、優しく洗います。研磨剤の入ったクレンザーを使ったり、金属の硬いたわしを使ったりしないようにしましょう。
  3. しっかりとすすいだら、水分を拭き取って乾燥させましょう。

良くある間違いが、熱いフライパンにジュっと水を入れてしまうこと。熱いフライパンに冷水をかけて急激に冷ましてしまうと、コーティングがはがれやすくなってしまいます。自然に冷めるのを待ってから洗うようにしましょう。

鉄フライパンの洗い方

鉄のフライパンは、洗い方を間違えると焦げ付きやすくなってしまったり、さびやすくなってしまったりしてしまいます。正しく洗うようにしましょう。

  1. 調理後すぐにフライパンが冷めないうちに、たわしや硬めのスポンジを使って汚れを落とします。油汚れの場合は、お湯を使うと落ちやすくなります。フライパンの油膜が取れてしまうので、洗剤は使わないようにしましょう。
  2. 汚れを洗い流した後、ふきんで水分を拭き取ります。水分が残っているとサビの原因になるので、空焚きをして水分を飛ばしても良いでしょう。
  3. 仕上げに、薄く油をなじませます。多すぎても汚れとなってしまうので、少し表面が光るくらいで良いです。

鉄のフライパンは、スキレットや南部鉄器などがあります。料理が美味しくできるということで人気が出ています。使い込むごとに油がなじみ、使いやすくなってくるので、洗い方は重要です。「洗剤を使わない」ということはポイントです。

洗剤は使えないですが、鉄は丈夫なので、たわしでゴシゴシと洗えてすっきりしますよ。臭いが強いもの、ひどい油汚れのもので、どうしてもという時にだけ、洗剤を使います。

ステンレスフライパンの洗い方

ステンレスのフライパンは見た目がおしゃれで、サビないというメリットがあります。アルミや鉄に比べると熱伝導性が低いので、熱くなるまでに時間がかかりますが、保温性や蓄熱性が高いという特徴があります。

コーティングされているものではないので、フッ素加工のフライパンとは洗い方が変わってきます。

  1. 調理後のフライパンは熱いうちにお湯で洗います。ステンレスは温度変化に強いので、少しくらい熱い状態の時に、水につけたとしても大丈夫です。
  2. 洗剤を使っても構いませんが、鉄のフライパンと同じように極力使わない方が良いでしょう。表面に傷ついてしまうので、柔らかめのスポンジを使うようにしましょう。

セラミックフライパンの洗い方

セラミックのフライパンは、アルミ製のフライパンにセラミックコーティングされたものになります。白くて食材の色が分かりやすくて、見た目もきれいですよね。フッ素樹脂コーティングよりも硬くて強いですが、金属のヘラやたわしなどでこすってしまうと、はがれてしまい、焦げ付きの原因となってしまいます。洗い方はフッ素加工のフライパンとほぼ同じです。

  1. フライパンが温かいうちに汚れを拭き取ってから、洗剤を付けて優しくスポンジで洗います。クレンザーや金属のたわしは、セラミックコーティングがはがれやすくなってしまうので使いません。
  2. 急激な温度変化はセラミックコーディングの場合も落ちやすくなるので、熱いうちに冷水につけないようにしましょう。
  3. 洗った後は、水分はきれいに拭き取っておきましょう。水気が表面に残っていると、水道水に含まれているカルキや塩素の成分が焦げ付きの原因になる場合もあるのです。

フライパンを洗うとき使うもの

フライパンを洗う時には、どのようなものを使うのが良いのでしょうか。フライパンの素材によって、洗う時のスポンジやたわしは使い分けた方が良いのです。

スポンジ

スポンジにもいろいろな種類があります。形やサイズもバラエティに富んでいて、自分の使いやすいものがあるという人もいるでしょう。フッ素加工のフライパンを洗う時には、研磨剤の入っていないような柔らかいスポンジがおすすめです。ウレタン、セルロースのものが良いでしょう。ナイロンの不織布でできているものは、基本的にはおすすめしません。

ウレタン

一般的な食器洗い用のスポンジに良く使用されているのがウレタンです。泡立ちも良く柔らかいのでコーティングが剥がれず安心して使うことができます。

セルロース

セルロースは天然繊維からできています。柔らかく、優しく洗えるエコ素材なのです。乾いた時には固くなりますが、濡らすと柔らかくなります。吸水性があるのでフライパンのコーティングや食器に傷をつける心配がありません。

ナイロンの不織布

ナイロンの不織布は、ごわごわと硬めにできています。こびりつきや焦げを落とす時には良いですが、フッ素樹脂ははがれやすくなってしまいます。よくあるのが、ウレタンのスポンジと2層や3層になっているものです。

中にはフッ素加工のフライパンにも使えるというものもありますが、良く確認してから使用するようにしましょう。

たわし

頑固な汚れを落とす時に使うたわし。鉄のフライパンを洗う時にはたわしを使いましょう。しかし、フッ素加工やセラミックのフライパンには、傷がついてしまう可能性があるので使ってはいけません。たわしにも素材の違いがあります。次のようなものです。

  • 植物繊維(シュロ、パーム、サイザルなど)
  • 金属(ステンレス)
  • ナイロン(シート状の不織布)

昔からある亀の子たわしの形も良いですが、長めの柄がついていたり、持ち手がついていたりするものもあります。手が汚れにくく、力も入れやすいので使いやすいですよ。

焦げた時の落とし方

フライパンは気を付けて使っていても、どうしても焦げ付いてしまうことがあります。焦げ付いた時でもあきらめずに落とす方法がありますので、ご紹介します。

水を沸騰させてから放置する

  1. フライパンに焦げている部分が浸るまで水を入れて中火にする。
  2. 沸騰してからしばらくして火を止めます。一晩つけ置きをします。
  3. スポンジで洗うと、焦げがぽろぽろと取れます。

軽めの焦げの場合は、これだけでも取れる場合があります。フッ素加工のフライパンは、この方法がコーティングを傷付けずに済むので良いでしょう。

重曹を使う

水を沸騰させるだけでは落ちない場合は、重曹を使います。熱を加えることで二酸化炭素が発生して、しつこい汚れや焦げ付きを浮かせてくれます。

  1. 焦げているフライパンに水を張ります。
  2. 大さじ2杯程度の重曹を入れて、10分くらいぐつぐつと沸騰させます。
  3. 火を止めて数時間置き、汚れや焦げを浮かび上がらせます。
  4. お湯を捨ててスポンジやたわしなどで、焦げを取ります。

それでも取れない場合は、もう一度繰り返すか、クエン酸を重曹の半分くらい入れて同じように行うかしてみましょう。

汚れを洗剤やたわしでこする

鉄のフライパンに焦げ付きがある時には、まずはしっかりとしたたわしでゴシゴシとこすってみましょう。研磨剤やクレンザーを焦げ付いた部分にだけつけてこすっても良いでしょう。部分的だと、サンドぺーパーでこすっても大丈夫です。

ただし、クレンザーや洗剤で全体を洗ってしまうと、油膜がはがれてしまい使いにくくなってしまうので気を付けましょう。フッ素加工やセラミックのフライパンはコーティングがはがれてしまうので、この方法はおすすめできません。

フライパンの外側の焦げ付き

フライパンの外側や底の部分は、いつの間にか汚れや焦げがこびりついてしまっていませんか?料理をしている時についた油や調味料、料理を器に移す時にこぼれてしまったものなどが原因になっています。外側とはいえ、汚れていると気分は良くないですよね。

汚れが付いたら、その時にすぐ洗うようにして焦げ付かないように気を付けましょう。それでも焦げ付いてしまった時には、フライパンの内側と同じように汚れや焦げ付きを落としましょう。

たわしや洗剤でこする

フライパンの外側は、コーティングが剥がれるという心配も、油膜がなくなるという心配もないので、洗剤やクレンザーを使っても問題ありません。たわしや硬めのスポンジでゴシゴシとこすって洗いましょう。焦げ付きを取る専用の洗剤もあります。

ただ、研磨剤の入ったクレンザーやスポンジだと、傷がつくこともあります。それが気になる場合は、様子を見ながら行いましょう。

重曹を使う

たわしでこすっても汚れが取れない場合には、重曹を使います。

  1. フライパンが入るたらいのような大きめの耐熱容器を用意します。シンクに栓をして使っても良いでしょう。お湯を用意して重曹を溶かします。水1リットルに対して、大さじ2杯くらいの重曹が良いでしょう。
  2. その中にフライパンを1時間ほどつけ置きます。
  3. 温度が下がらないように、お湯を追加しながら行うと効果が高くなります。
  4. スポンジやヘラなどを使って、汚れをこすってみましょう。

フライパンを正しく洗って長持ちさせよう

フライパンの洗い方は正しく行っていましたか?もしかしたら、今までの使い方によってフライパンの寿命が縮まっていたのかもしれませんね。それぞれの素材によって、洗い方に違いがあります。正しいと思ってやっていたことが、間違っていたということもあるでしょう。

洗剤を使って洗うフッ素加工やセラミックのフライパンもあれば、ゴシゴシとお湯だけで洗うことが大切な鉄のフライパンもあります。長持ちさせるためには、それぞれの正しい洗い方は重要です。特に鉄やステンレスのフライパンは、上手に使えば一生ものにもなります。長く使えることは経済的ですし、愛着もわくので料理が楽しくなりますよ。

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