フライパンで揚げ物が新定番!フライパンで揚げ物をするコツをご紹介!

レシピ

フライパンで揚げ物を揚げるコツ-min

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フライパンで揚げ物ができる?

揚げ物といえば、から揚げ、フライ、てんぷらと、子供も大人も大好きですよね。しかし、揚げた後の油の処理も大変ですし、作るのが面倒になってしまうのではないでしょうか?

では、揚げ物は何を使ってあげていますか?天ぷら鍋などの鍋を使っていることが多いと思います。しかし、フライパンでも揚げ物はできるのです。フライパンで揚げ物をするコツを教えます。

フライパンで揚げ物を作る方法とは?

油の量は?

基本的に油の量は揚げる食材の厚みの半分くらいが良いでしょう。フライパンの底から5mm~1cmくらいで大丈夫な場合が多いです。

揚げ方は?

少量の油なので、片面をじっくり揚げ焼きにして、衣が十分に固まってきてからひっくり返すようにします。早くひっくり返そうとすると、衣が取れてしまうことがあります。

火加減は?

少ない油で揚げると、油はねがしやすく、また高温になりやすいので焦げやすくなってしまいます。適温になったら(菜箸をつけてみてシュワシュワと泡が出るくらい)食材を入れて、弱めの中火にします。そして、裏返したらまた触らないようにします。

最後に少し温度を上げてサクッと仕上げると美味しくできます。強火ままにしておくと、表面だけが焦げて、中に火が通っていない状態になってしまいます。

フライパンで揚げ物をするメリットは?

少量の油で揚げられる

揚げ物と言えば、たっぷりの油を使わなければいけないイメージがありませんか?その油をまた使うこともできますが、早く使わなければ、酸化もしてしまいます。もったいないですよね。

しかし、フライパンでは少量の油で、揚げ焼きという状態にします。よって、かなり少量の油で調理ができるのでとても経済的です。

手軽にできる

揚げ物をするときは、油の後片付けが大変だし、キッチン周りも汚れるので、嫌だなと感じることもあると思います。しかし、フライパンで揚げ物をする場合は、大量の油を使うこともないので、炒め物をする感覚で揚げ物ができます。

また、油の片付けもキッチンペーパーや新聞紙でふき取るだけで処理できるので、凝固剤を使ったり、リサイクルに出したりと面倒な作業が必要なくなります。時間とお金の節約になりますね。

フライパンで美味しく揚げ物を作るコツとは?

量に気を付ける

たくさんの量の食材を一気に油に入れると、油の温度が急激に下がってしまうので、べたっとした感じになってしまいます。少しずつ、量を見ながら食材を入れるようにしましょう。

火加減に気を付ける

少量の油で揚げられるメリットがありますが、長時間火にかけていると、油の温度が上がり過ぎて、発火の危険性が出てきてしまいます。最初は強火で良いですが、温度が適温まで上がったら、中火~弱火でじっくりと火を通すようにしましょう。

揚げ物用の温度計もあるので、確認しながら火加減を調節していると、危険も少なくなりますし、カリッと美味しい揚げ物が作れるので便利です。また、最近のコンロは自動的に温度管理をしてくれるものもあるようです。

下準備をする

フライパンで揚げ物をするときには、少量の油なので、早く火が通るように食材を薄く、小さめにすることがおすすめです。時間が短くできるので、光熱費の節約にもなりますし、美味しく仕上がります。

揚げ物に適したフライパンとは?

鉄製がおすすめ

鉄製のフライパンは、厚みもあるので、高い蓄熱性があり、じっくりと揚げることができます。カリッとジューシーに揚げ物を仕上げることができます。

コーティングされたフライパンは避ける

焦げ付きにくくて便利なテフロンコーティングのフライパンを使っている人は多いと思います。しかし、長く高温で熱せられているとテフロンが気化し剥がれ、有毒なガスを発生させるものがあります。また、コーティングが取れて劣化が早くなるので、フライパンの寿命を短くしてしまうことがあります。

また、マーブルコート(大理石の粉)、ダイヤモンドコートのフライパンもあります。これも表面をコーティングしているので、高温になると劣化してしまう場合があります。

フライパンの形は?

揚げ物をすると、どうしても油はねが気になります。よって、浅いフライパンよりも、深型のフライパンの方が、コンロも汚れにくく、油はねによる火傷の心配も少なくなります。深型のフライパンは、他にも煮込み料理にも使えるので、一つあると便利です。

フライパンでおすすめ揚げ物レシピ

鶏もも肉のから揚げ

(材料)

  • 鶏もも肉 1枚(約300g)
  • 片栗粉 大さじ5くらい
  • サラダ油 フライパンの底から5mmくらい

(味付け)

  • 酒 大さじ1/2
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1/8
  • 醤油 大さじ1
  • はちみつ 小さじ1
  • ごま油 小さじ1/2
  • おろししょうが 小さじ1/2
  • おろしにんにく 小さじ1/2

(作り方)

  1. 鶏もも肉を厚みを見ながら、一口大に切る
  2. 味付けの調味料と鶏肉をボールに入れて揉み込む。30分くらい置く。半日くらい漬け込んでも大丈夫です。
  3. ②に片栗粉を加えて混ぜる。乾いた片栗粉が少し残るくらいになるように、片栗粉の量は調節します。
  4. フライパンに5mmくらいの深さまでサラダ油をいれて、中火で熱し適温になったら、鶏肉を1枚づつ広げて並べます。
  5. 鶏肉の表面の色が白っぽくなってきたら、ひっくり返し、またしばらく揚げます。
  6. その後、2回くらいひっくり返し、中まで火が通ったらできあがりです。

みんな大好きから揚げも、少ない油でカリッと美味しくできあがります。気軽にできると嬉しいですよね。

ボリューム満点かき揚げ

(材料 4人分)

  • 玉ねぎ 2個
  • にんじん 1/2個
  • 卵 1個
  • 小麦粉 大さじ6
  • 片栗粉 大さじ2
  • 水 150cc

(作り方)

  1. 玉ねぎとにんじんは細切りにします。
  2. ボールに卵を溶き、小麦粉と片栗粉と水を入れる。かき混ぜ過ぎず、少しだまが残るくらいにします。
  3. そこへ、玉ねぎとにんじんを入れ、ざっくりと混ぜます。
  4. フライパンに1cmくらいの深さになるように、油を入れて適温になったら、好みの大きさに入れます。
  5. 始めはあまりさわらないように気を付けながら、ひっくり返し、両面を揚げます。こんがりしてきたらできあがりです。

難しそうな天ぷらも、フライパンでなら気軽にできますね。うどんやごはんのお供に食べごたえ十分です!エビやしめじなど、具材は自由に変えてみても美味しいでしょう。

フライパンで気軽に揚げ物に挑戦しよう!

揚げ物を作ると、みんなが喜ぶけれど、作るのは面倒だし大変だからあまり好きではなかった人は多いと思います。しかし、そんな人もフライパンだと気軽に挑戦できるのではないでしょうか?少しの油で良いから、後片付けも簡単で、時間も少なくて済みます。

から揚げもフライも天ぷらだって、フライパンで作れるのです!ただし、少ない油で揚げるようになるので、火加減を気を付けたり、食材の大きさを火が通りやすいようにしたりと、工夫することが必要です。

慣れるとフライパンで揚げることが定番になってくるのではないでしょうか?いつものフライパンで美味しく揚げ物を作って、料理の腕を上げて下さい。