【解決】食洗機でフライパンは洗える?食洗機対応フライパンでおすすめはティファール

悩み・疑問

食洗機でフライパンは洗えるの?食洗機対応フライパン

食事の後の洗い物は億劫になりませんか。家族分の食器、調理器具を洗っていると時間がかなりかかります。手荒れも気になるという人もいますよね。そこで、時短にもなり、水道代の節約にもおすすめなのが「食洗機」です。

しかし、食洗機では使えないというものもありますよね。毎日使うことが多いフライパンはどうなのでしょうか?食洗機でフライパンは使えるのか、食洗機対応のフライパンはあるのかをご紹介します。

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食洗機でフライパンは洗えるかどうか

食洗機対応-フライパンの種類ごと

種類によって食洗機対応は分かれる

食洗機は、自動で洗い物をしてくれるという便利なマシンです。フライパンが入る大きさのものであれば、対応できるフライパンもあります。素材別にみてみましょう。

鉄フライパン

油膜が大事な鉄フライパンは、食洗機で洗うと油膜が洗い流されてしまうためおすすめはしません。

おすすめしませんが、洗うことは可能です。食洗機で洗った後にすぐに火にかけて乾燥させ、油でコーティング(油引き)をするなら問題はありません。

すぐに出来ないのであれば、調理後お湯とたわしで手洗いし、火にかけて水分を飛ばし油を塗って片付ける方がラクですしおすすめです。

鉄フライパンの場合は食洗機を利用するメリットはあまりないと思いますよ。

素材ごとの正しいフライパンの洗い方

テフロン(フッ素加工)フライパン

テフロン加工のようにフッ素樹脂でコーティングされたアルミ製のフライパンは、使いやすくて多くの家庭で使用されています。手入れも洗剤で洗って、水気を拭き取るだけで良いので簡単です。

ただし、食洗機用の洗剤はアルカリ性のものが多く、研磨剤や漂白剤が入っていることも多いのです。それによって、フッ素樹脂のコーティングがはがれやすくなってしまいます。そうなるとこびりつきやすくなってしまいます。食洗機対応のフライパンもあるので確認をして購入すると良いでしょう。

セラミックフライパン

セラミックフライパンは、セラミックのコーディングをしていて、熱伝導性の良いことが特徴のフライパンです。フッ素樹脂のようにコーティングをしていますが、摩擦に強いのいで、食洗機で洗っても大丈夫です。ただ、洗剤は研磨剤や漂白剤が入っているものにしてしまうと、やはり傷付きやすくなります。

また、水道水に含まれる塩素やカルキが残ったままになっていると、焦げ付きの原因になるので、水分を早めに拭き取ってあげることが必要です。

ステンレスフライパン

ステンレス製のフライパンは、熱伝導性が悪いですが、蓄熱性や保温性があり、丈夫で長持ちします。表面にコーティングをされているものではなく、さびにくいので、食洗機で洗っても大丈夫です。

食洗機対応のフライパン

基本的には食洗機で使えるのは、『丈夫なセラミックとステンレスのフライパン』です。

しかし、使いやすいフッ素加工のフライパンにも、食洗機に対応している商品がありましたよ。コーティングフライパンで食洗機対応のものをご紹介します。

ティファール インジニオ・ネオ ルビーエクセレンス

こびりつかないフライパンとして、知名度の高いティファールのフライパン。(当サイトでもおすすめランキング1位

コーティングをしているフライパンは食洗機にはむきませんが、このティファールのチタンコーティングシリーズは、耐久性が高いので、食洗機にも対応しています。※メーカー確認済み

チタン粒子を配合して、6層構造になっていて、外からの刺激にも強く、従来よりも3倍も長持ちするのです。取っ手が取れるので、食洗機に入れる時にもかさばりません。22cmと26cmの便利な大きさのフライパンと取っ手が1本ついています。価格は8,090円(税込)です。

イチオシのハードチタニウム プラスも食洗機対応です。

グリーンパン ヴェニスプロ

グリーンパン ヴェニスプロは、サーモロンという天然セラミックコーティングをしてあるフライパンです。鉛やカドニウムなど発がん性が心配されるようなものは一切含まれていないので、安心して使用できることでも注目されています。

フッ素樹脂のように優れた非粘着性がありますが、ダイヤモンド粒子を配合していて、耐久性も優れているのです。熱伝導性が高いので、熱ムラなく美味しく調理もできます。

外側にもセラミックコーティングされているので、汚れが落ちやすくお手入れが簡単です。食洗機に入れても問題ありません。オール熱源対応というのも嬉しいところです。26cmで8,640円(税込)です。

ルクルーゼ TNS シャローフライパン 26cm

鋳物ホーロー鍋で人気の高いルクルーゼのフライパンは、特殊加工で強化したアルミに高品質なフッ素加工が施されています。熱伝導が良く均一に熱が伝わるので、食材にムラなく火が通ります。

硬質アルマイトを使用しているため、耐久性にも優れているので食洗機に入れても大丈夫なのです。ルクルーゼ独自の洗練されたデザインや機能性があり、料理の幅が広がるフライパンです。手入れが楽にできることところも嬉しいですね。価格は15,120円(税込)です。

ル・クルーゼのフライパン「TNS」の口コミ評価

フライパンの食洗機の入れ方

食洗機に対応しているフライパンが、入る大きさの食洗機であれば、入れて洗ってみましょう。食洗機には入れ方があります。フライパンはどのように入れると良いのでしょうか。

重ならないように置く

食洗機は食器や調理器具を置くかごがあり、その下からお湯や洗剤を噴射して汚れを落としていきます。よって、その噴射が当たるようにしておかなければ汚れは落ちません。フライパンは大きいので、置き方に気を付けなければ、他の食器が置けません。

2段式になっているものが多いので、上の段にフライパンの内側を下向きにして置くようにしましょう。他の食器や鍋などと重ならないように置きます。

取っ手を取る

食洗機対応のフライパンのところでご紹介しましたが、取っ手のとれるタイプのフライパンであれば、もちろん取っ手を外すことで食洗機に入りやすくなります。立てて置くことができる場合には、汚れている面を内側に向けて置くようにしましょう。

おおまかに汚れを取る

フライパンでの調理後は、油汚れやこってりと食材がついたままになってしまうことがありますよね。そのまま入れてしまうと、やはり汚れが取れにくいですし、一緒に入れた他の食器や調理器具もきれいに洗えません。

キッチンペーパーで軽く拭き取る、固くこびりついてしまったものはお湯でふやかして流すなど、おおまかに汚れを取っておくときれいに仕上がります。

フライパンを食洗機で洗う時の洗剤

食洗機で洗う時には、食洗機専用の洗剤を使う必要があります。通常の食器洗い用洗剤を使うと、泡がたくさんでてしまい、故障の原因となります。

食洗機の洗剤には粉タイプ、ジェル(液体)タイプ、タブレットタイプとあります。多くがアルカリ性で、油汚れやこびりついた汚れがしっかりと落ちるようにできています。中には漂白剤や研磨剤が配合されているものもあります。

フライパンを長持ちさせるためには、中性で漂白剤や研磨剤が入っていないものを選ぶようにしましょう。ジェル(液体)タイプのものに中性のものが多くなります。

チャーミークリスタ クリアジェル

チャーミークリスタ クリアジェルはライオンの商品です。脂汚れもご飯や卵のこびりつき汚れもしっかりと落とすことができます。ガラスのくもりも取って、名前にもある通り、クリアな仕上がりにしてくれます。

ピカピカになりますが、中性ですので優しい洗い上がりです。食洗機内もきれいになるので、においも気にならなくなります。価格は480gで378円(税込)です。

キュキュットウルトラクリーン 食洗機用

キュキュットは花王の食器洗い洗剤でも人気のシリーズです。その食洗機用のジェルタイプの洗剤が、キュキュットウルトラクリーンです。脂とタンパク質が混ざったようながんこな汚れもしっかりと分解してくれます。

洗い上がりはすっきりですが、中性なのでフライパンにも安心です。ワンプッシュするだけで、適量を計ることができる設計のボトルも使いやすくて便利です。価格は480gで508円(税込)です。

食洗機対応のフライパンを選ぼう

時短にもなり、水道代の節約にもなる食洗機。洗い物がなくなるのは、家事をする人にとって嬉しいことです。せっかく食洗機を使うのであれば、フライパンも洗えると更にラクですよね。しかし、フライパンは素材によっては、食洗機で洗うことはできません。

一般的に良く使用されているフッ素加工をしているフライパンには、特に注意が必要です。食洗機対応のフライパンでなければ、コーティングははがれやすくなってしまうのです。購入する時には確認をするようにしましょう。

そして、フライパンを食洗機で使う時には、漂白剤が入っていない中性のものを選ぶようにしてみて下さい。食洗機対応のフライパンで、洗い物をスムーズに済ませてしまいましょう。